HB(ホームベーカリー)でつくるイタリアントマトのチーズ風味食パン

イタリア旅行に行った友人から、乾燥トマトをもらいました。イタリアのドライトマトは日本で売られているドライトマトより甘味がなく、酸味は強く、おやつ感覚では食べにくい味でした。それでパンに使いました。酸っぱさを和らげるためにチーズも入れ、砂糖も通常は大スプーンに2杯ですが、3杯にしました。チーズも加えるのでカロリーを抑えるためにバターやオイルの替りにコンデンスミルクを使いました。コンデンスミルクのカロリーはバターなどの半分です。
食パンコースの焼き色薄めで焼きましたが、ふんわりと出来上がり、好評でした。そのまま食べてもいいですし、サンドイッチにしても味に深みが出そうです。

イタリアのドライトマトみじん切りしたドライトマト

材料

日清強力粉280g, スキムミルク大スプーン1杯 ,砂糖(粗製糖)大スプーン3杯,
ドライホールトマト30g、スライスプロセスチーズ3枚 (約45g)
コンデンスミルク 大スプーン1杯(オイルの替りに使うと低カロリーになります)
塩 小スプーン1/2(ドライトマトとチーズに含まれている塩分を考慮して少な目にしました)
水200cc、ドライイースト 小スプーン1杯

注:ドライトマトを湯で戻して使う場合は、水の量を幾分少な目にしてください。今回はさっと湯にくぐらせただけですので、水は規定量200㏄です。

作り方

1,ドライトマトをさっと湯通し(お湯をかける)して水分を取り、みじん切りにして、レーズン・ナッツ容器に入れます。ドライイーストはイースト投入容器に、その他の材料はパンケースに入れます。
2,ドライイーストコース、食パンコース、レーズンあり(ナッツ容器に入れたドライトマトが自動投入される)、焼き色薄目で焼きます。

パン上部

イタリアのドライトマト

イタリアのドライトマトは、見たところ皮ばかりに感じます。日本のドライトマトとは品種が異なり、おいしさの詰まっている場所が違うらしいのです。日本の品種は種周辺に多いので丸ごと乾燥されていて、形が丸くなっています。けれどイタリアのトマトは調理向きの品種で、種部分のうまみは少ないそうです。ですからその部分を除いて乾燥させるので、写真のように、薄っぺらなのだと、納得しました。

使い方
そのまま食べることは少なく、熱湯に20分ほど浸して戻すとふっくらとし、柔らかくなるので、適当な大きさに切ってサラダなどのトッピングに使ったりします。浸した汁もスープなどに活用してください。煮込み料理に使うときは乾燥したまま使ってもいいですが、塩分が非常に強いものがありますので注意が必要です。使い切れないときなどはオリーブオイルに漬け込んで保存をします。

チーズを使ったパン

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ホームベーカリーPanasonic, SD-BM103、スプーンは付属のもの、さじは市販の計量スプーンのことです。