HB(ホームベーカリー)レシピ 黒豆食パン 約1000kcal

 黒豆をたくさんいただいたので、まとめて圧力鍋で水煮をしました。黒豆は大豆の仲間で、栄養も豊富。黒い色はポリフェノールの一種でアントシアニンという色素です。 アントシアニンは血液をさらさらにし、体脂肪をつきにくくし、美肌、毛髪、のど、視力にも良いと言われています。

 栄養効果や味を強くするために黒豆だけをたっぷり入れてパンを作ると、硬めになってしまいます。ですから煮汁を水代わりに使ってパンを作ることにしました。豆は硬めに煮ましたので、歯ごたえが少々あります。砂糖などで味付けしてないため、豆そのものも味を楽しんでください。

黒豆煮汁黒豆

煮豆の作り方

一晩水に付ける場合

乾燥した豆はさっと水洗いして、3倍以上の水につけて一晩おきます。もし、豆が水から出ていて十分水を吸っていないようなら水を継ぎ足してください。十分豆がふくらんだら火にかけて、あくを取りながら好みのやわらかさになるまで煮ます。圧力鍋を使う場合は蓋をする前にあくをしっかり取ってください。また、豆の量は鍋の3分の1程度の量にしてください。(鍋の説明書を参照してください)それらに注意せずに蓋をして圧力をかけると、圧力おもり部分から、水蒸気が勢いよく出る場合があります。

乾煎りしてから煮る場合

豆をさっと水洗いして、軽く水をきった状態で電子レンジの皿に平らに入れます。レンジ強で約1分加熱します。あとは鍋に入れて豆の3倍の水を入れて好みのやわらかさになるまで煮ます。乾煎りすると、早く煮あがります。

パンの材料

強力粉280g-978kcal, 黒砂糖10g-39kcal, 塩4g, スキムミルク大スプーン1杯-6g-21.4kcal
グレープシードオイル小さじ1杯-4.5g-43kcal, 黒豆水煮60g-120kcal(市販のものでもOK), 煮汁(または水)200cc
ドライイースト小スプーン1.5杯-4g-4.2kcal(豆を崩さず入れても膨らむように多めにしました)

パンの作り方

1. ドライイーストをイースト容器に入れます。
2. 水煮大豆以外をパンケースに入れて、ソフトパンコースのスイッチを入れます。
3. 最初の寝かしと練りが終わったら、水煮大豆を投入します。煮豆の水分はクッキングペーパーなどで取ってください。
とらない場合は煮汁の量を加減する必要があります。
4. 焼きあがったらすばやく取り出して冷まします。

焼き上がり黒豆パン

豆の形を残したかったので途中で入れましたが、粒が大きかったので、重くて底に沈みました。豆を少し小さくしたほうがよかったようです。普段は途中で入れるのが面倒なので最初から入れてしまうのですが、今回は投入時間がくるまで他の台所仕事をしながら待ってみました。豆をはじめから入れておけば、練の工程で小さくなります。

黒豆パンの底