HB(ホームベーカリー)でつくる ゴボウ食パン

食物繊維たっぷりのゴボウを使った食パンを焼きました。ゴボウの香りたっぷりの和風のパンになりました。何が入っているか言わずに幼児に食べさせてみたら、意外に好評でした。

ゴボウはパンのためにだけ下ごしらえせずに、おかず用と一緒に圧力鍋で煮たものを使えば大して面倒ではありません。ゴボウは皮をむかずに、たわしなどで表面の土を取る程度にします。皮やそのそばに大切な香りや栄養素が含まれているので、皮ごと調理します。 適当な大きさに切ったらさっと水洗いする程度で、水にさらしません。適度なあくも栄養のうち。ゆで汁にも栄養が出ているので、水の代わりに使います。

ゴボウパン

材料

強力粉 280g , スキムミルク大スプーン1杯6g , 砂糖大スプーン1と.1/2杯,
塩小スプーン3/4杯(減塩です、規定では小スプーン1杯です)
コンデンスミルク大さじ1杯(オイルの替り、低カロリーになります)
ゆでたゴボウ70g位、ゆで汁水190cc位(ゴボウに水分が含まれますので少な目に)
ベビーチーズ1個、赤みそ小さじ1/2、ドライイースト小スプーン1杯

作り方

1.ゆでたゴボウ70gを少量のゆで汁と一緒にミキサーにかけて好みのペースト状にします。粒粒感がほしい時はそのようにして下さい。網に受けてゴボウのペーストと水分を分けて、茹で汁を190㏄位になるように加えます。

ゆでたゴボウ

2. ドライイーストはイースト容器に、その他の材料はすべてパンケースに入れて食パンコースで焼きます。
チーズや味噌は風味を増すために少し入れました。  入れなくても差し支えありません。

 

パンケースの中

ゴボウの栄養

この頃、ゴボウ茶が出回っていて、ダイエットや糖尿病に軽減にいいとかよく聞くようになりました。
ごぼうはなんといっても水溶性、不溶性共に食物繊維が豊富に含まれています。水溶性食物繊維のイヌリンと不溶性食物繊維のリグニンがバランスよく含まれています。腸内の発ガン性物質を吸着し、大腸ガンの予防効果が期待されています。血糖値を改善する働きをし、ビフィズス菌を増やし便秘の解消や整腸作用を促すといわれています。また、リン、カリウムやカルシウムマグネシウムなどのミネラルも豊富に豊富に含まれていることも、利尿によるムクミ解消などに役立ちます。

ホームベーカリーPanasonic, SD-BM103、スプーンは付属のもの、さじは市販の計量スプーンのことです。