HB(ホームベーカリー)とオーブンでつくる天然酵母,ゴマあん入り米粉ちぎりパン、

ホームベーカリー(Panasonic, SD-BM103)の、パン生地コースを使ってちぎりパンを作りました。「風と光」という会社が販売している、有機穀物を原料にして作られたドライイーストタイプの天然酵母を使いました。この酵母を使うとパンがしっとりとします。米粉も少し加えたので、もっちり・しっとりとしておいしいパンになりました。

メロンパンコースを使う「お楽しみちぎりパン」は、手間があまりかかりませんが、左の写真のように一個一個の形が様々で、下のほうは重みに負けてしまいます。また成形して、パンケースに入れるときの粉の加減で、焼きあがった時にきれいに取り分けるのが難しい場合があります。

 パン生地コースを使う場合は、発酵をオーブンのタイマー機能にまかせて、その間ほかの家事をしたり、ほかの料理をつくったり、時間を有効活用するようにしています。発酵が終わったら、あとは15分くらい焼くだけ。初めは面倒だと思っていましたが、慣れたら結構楽しくなりました。

 写真左がメロンパンコースで作ったちぎりパンです。右がオーブンを使って焼いたちぎりパンです

あんこのちぎりパン ちぎりパン

材料

強力粉 SHOWA 220g ,パン用米粉60g, スキムミルク大スプーン1杯 , 砂糖大スプーン1.5杯 ,
塩小スプーン3/4杯(減塩です、規定では小スプーン1杯です)
コンデンスミルク10g(オイルやバターの替り、低カロリーです)
風と光の天然酵母1袋と1/2、水190cc
練黒ゴマ、練白ごま、すりごま、はちみつ適宜

 

分量はHBのレシピとは若干異なりますが、きちんとできます。

作り方

1.「風と光」天然酵母ドライイースタイプトはイースト容器に、そのまま入れます。予備発酵などは不要です。

ゴマとはちみつ以外の材料はパンケースにいれ、生地コースで作り始めます。

2.生地を作っている間にごまあんの用意をします。分量はお好きな量で、写真を参考にしてください。
練ゴマ・すりごま・はちみつを混ぜてあんにします。
ちぎりパン

3.生地つくり完了の合図がしたら、打ち粉をしたまな板などに取り出します。丁寧に作るのなら、そのまま布巾をかけて10分程度休ませますが、私はすぐに適当な数に分けて成形します。

ちぎりパン

4.成型したパンをオーブン皿に並べて30分から40分ほど発酵させます。私はオーブンの発酵機能を使いました。それ以外の方法なら30度くらいの温度で発酵させます。2倍ほどの大きさに膨らむのが目安です。左が発酵前、右が発酵後です。天然酵母を1袋と1/2使って、この発酵状態です。この天然酵母は、強力粉だけでなくほかの粉類を加えるときは量を2倍まで増やして使うのがポイントです。ドライイーストよりは膨らみは小さめです。

発酵前 発酵後ちぎりパン

5.発酵が終わったら、オーブンを180度から200度に予熱して、15分前後焼きます。時間はオーブンによっても違ってくると思いますので調節してください。

ちぎりパン

手作業がいるパン作りは分量や発酵が難しそうで二の足を踏んでいましたが、実際にやってみると、そうでもありませんでした。私が大雑把な性格だからかもしれませんが、少々発酵が不足したとしても、形が不ぞろいでも、売り物にするわけではありません。何度もチャレンジしているうちに微妙な「さじ加減」ができるようになるものです。

ホームベーカリーPanasonic, SD-BM103、スプーンは付属のもの、さじは市販の計量スプーンのことです。