HB（ホームベーカリー）とオーブンでつくるコーンのちぎりパン

　ホームベーカリー（Panasonic, SD-BM103）の、メロンパンコースで作る「お楽しみちぎりパン」は写真のように一個一個の形は様々です。特に下のほうは重みに負けてしまいます。また成形して、パンケースに入れるときの粉の加減で、焼きあがった時にきれいに取り分けるのが難しい場合があります。成形後の発酵などの手間がないのはいいですが、もう少し形よくできないかなと思って、ホームベーカリーの生地コースを使ってみました。
　私のオーブンが小さいため、一度に焼こうとすると生地がくっつくのでちぎりパンになりますが、離して焼けばロールパンです。
　写真左がメロンパンコースで作ったちぎりパンです。右がオーブンを使って焼いたちぎりパンです

材料

強力粉 SHOWA280g , スキムミルク大スプーン1杯 , 砂糖大スプーン2杯 ,
塩小スプーン1/2杯(缶詰のクリームコーンに塩が入っているので控えめにしました）
コンデンスミルク10g（オイルやバターの替り、低カロリーです）
クリームコーン（コンソメが入っていないもの）150cc、水50cc
ドライイースト小スプーン１杯

作り方

1.イーストはイースト容器に、それ以外の材料はパンケースにいれ、生地コースで作り始めます。
2.生地つくり完了の合図がしたら、打ち粉をしたまな板などに取り出します。丁寧に作るのなら、そのまま布巾をかけて10分程度休ませますが、私はすぐに適当な数（12個くらい）に分けて成形します。

4.成型したパンをオーブン皿に並べて30分から40分ほど発酵させます。私はオーブンの発酵機能を使いました。それ以外の方法なら30度くらいの温度で発酵させます。2倍ほどの大きさに膨らむのが目安です。

5.発酵が終わったら、皿を取り出してから、オーブンを180度から200度に予熱して、20分前後焼きます。焼き加減はオーブンによって違ってくると思いますので調節してください。今回は20分にセットしたままでオーブンから離れていたら、焼けすぎました。タイマーをしてオーブンから離れるならば時間は少な目がいいですね。

手作業がいるパン作りは分量や発酵が難しそうで二の足を踏んでいましたが、実際にやってみると、そうでもありませんでした。私が大雑把な性格だからかもしれませんが、少々発酵が不足したとしても、形が不ぞろいでも、売り物にするわけではありません。何度もチャレンジしているうちに微妙な「さじ加減」ができるようになるものです。

ホームベーカリーPanasonic, SD-BM103、スプーンは付属のもの、さじは市販の計量スプーンのことです。