生バジルの食パンを作ってみました。我が家では毎年プランターでバジルを栽培しています。バジルは夏の暑さが大好きなようで、今年も食べきれないほどできました。それで生バジルを消費できたら、と試してみました。以前大葉の食パンを作ったので、同じ要領ですね。
結論を先に書きましょう。生バジルを使った食パンは作る意味があまりありません。バジルはジェノベーゼソースにするほうが良いです。ジェノベーゼソースを普通の食パンか、乾燥バジルを混ぜた食パンに付けて食べる方がずっと美味しいです。
まず、生のバジルに含まれる水分量の把握が難しいです。若干水の量を減らしてパンを焼きましたが、それでもちょっとべたついてしまいました。特に家庭で栽培しているバジルは含水量にばらつきがあるでしょうから、レシピとして「バジル何グラム」「水何CC」と確定することができません。
二つ目に、バジルの香りが引き立つかと思ったら、意外にそうでもありません。WEBで調べてみると(このサイトとか)バジルの成分は脂溶性が高くて、水ではなくオイルとのなじみが良いとのこと。香りを引き出すためにはオイルを使わないといけないわけですね。
でも、食パンを焼くのに水を減らしてその分オイルを増やす、と言うことは出来ません。パンを焼く時に入れるバターなどの代わりに、オリーブオイルたっぷりのジェノベーゼソースで代用するのはありかもしれませんね。