以前から作ってみたかったマーブル食パン。ホームベーカリーでは難しいのかと思っていました。以前板チョコを割ったものを入れて食パンを焼いた時には、跡形もなく均一に混じってしまい、マーブルになりませんでしたし。
マーブル食パンのレシピ
でもマーブル食パンをホームベーカリーで作るのに成功した人ももちろんいるわけで、こんなレシピとか。このレシピでは板チョコは冷凍しておくことになっています。他のレシピを確認すると、冷凍しないものもあり、はて?
でも、どのレシピでも共通していたのは、「ミックスコールがなってから3分後に、パン生地をこねている中へ割った板チョコを入れる」というところ。なるほど。それがマーブル食パンをホームベーカリーで作るポイントですか。
マーブル食パン 材料 1斤分
板チョコ50~100グラム、強力粉 250グラム、薄力粉100グラム、 砂糖 30グラム、塩 3グラム, 牛乳 50グラム, 冷水 120グラム、無塩バター10グラム、ドライイースト小スプーン1杯
板チョコはあまり脂肪分が多いものを使うと、バターや牛乳の脂肪分との調整が難しくなりそう。なので70%カカオのものを使いました。
マーブル食パン 作り方
板チョコは割っておきましょう。あわてなくて済むから。私は冷蔵庫で冷やしておきました。
板チョコ以外の材料をホームベーカリーに入れます。設定は食パンで、レーズン投入は主導の「ミックスコールあり」とします。このモードだと、ホームベーカリーが一度停止して音でタイミングを知らせてくれます。
音が鳴ったら3分くらいで再びコネが開始されるので、そのタイミングで割った板チョコを投入。写真が暗いですが、チョコレートが少しずつ混ぜられていきます。
あとは蓋をして不通に焼きあがるをも待つだけ。見た目は普通に出来上がりました。
出してみると、ちょっと焦げています。チョコレートとかの分だけ糖分が多くなったので、焦げやすくなったのかと思います。
そして切って中を見てみると…
うーん。これはマーブル食パンと呼んでよいのか、微妙。少なくともきれいなマーブルではありません。その一方で、真っ白な部分はないし、チョコレートの粒が残っています。
要は溶けたチョコレートは、白い生地と混ざりすぎ。残ったチョコレートは混ざらなかった、ということですね。これは調整が難しいですね。チョコレートを溶けにくくすれば粒が残るでしょうし、一方粒が残らないようにしようとすると、生地と良く混ざってしまう。
いや待てよ。良く混ざってしまうのは多分チョコレートを入れてから、こねられた時間が長かったから。チョコレートの投入時間を遅らせれば混ざり方が不均一になるはず。その一方で、粒が残るのを防ぐためには、チョコレートの温度をあげて溶けやすくすればよいはず。
では次回は、通知が鳴ってから5分後に、溶けやすく常温に置いたチョコレートを投入して試してみよう。
今回のはマーブル食パンとは呼べないと思いますが、味は旨く好評でした。